表情筋・咀しゃく筋模型完成までの経緯

お客様の満足した笑顔をみたくてエステティシャンになりました。

臨床現場で経験を重ねる度に疑問が生まれ、さらなる満足のために解剖学の必要性を感じました。

しかし参考書や医学書は難しく、平面図と人の3次元のギャップを埋めるために紙で書いたり模型もどきを作って学んでいました。

そんな中、解剖学セミナーで学ぶ事ができ、解剖学者相澤幸夫先生らにご教授いただき、研究する機会を得る事が出来ました。

さらにドイツの解剖学者アイスラーの描写に魅せられ、表情筋のさらなる研究を決意、表情をつくる繊細な筋を再現したくて医学モデル工業佐藤社長に相談、表情筋模型を作るプロジェクトがはじまりました。

新潟大学の大島教授がプロジェクトにご興味を持ってくださり、新潟大学の産学協同研究を開始する事ができました。

筋肉1つ1つを何度も失敗しながら書いたり彫ったりする中、佐藤社長がプロフェッショナルな造形師 近洋二先生をご紹介くださり、材料、手順、彫り方などをご教授いただき、筋肉の再現が劇的に変わりました。

近先生のルータ、細かく彫れる材料をお借りしたり、スタッフにも迷惑をかけながら、サロンでも大学でもひたすら筋肉を彫りました。

大島教授はお忙しい中、本当にご尽力くださり、どれほど粘土を練り、模型を研磨したことか…感謝しかありません。

これは私が欲しい教材を形にしたものです。

表情筋をもっと知りたい方が立体的な理解ができて、学術的に正しい、わかりやすい教材を作りたい、その気持ちだけで多くのプロフェッショナルのお力をお借りし完成する事ができました。

 

新潟大学大島教授、医学モデル工業佐藤社長、解剖学者相澤幸夫先生、造形師近洋二先生、仙台フェイスクリニック柏谷元先生、日本歯科大学影山教授、新潟大学名誉教授熊木克治教授、スタッフ山田由紀子

 

ご協力いただいた方々に、

表情筋咀嚼筋模型にご興味もってくださる方に

感謝のきもちをこめて

 

 

表情筋・咀しゃく筋モデルのお問い合わせ、ご注文はこちらからお願いします。

http://www.mmi-co.jp/hyoujyoukin7.1.pdf